Friday 4 November 2011

働くこと。生きること。

モノ余りの社会の中で引き算で技を磨く話。

無駄なものを切る。余分な枝葉を切る。その美しい木を引き出すのが職人。
「愛は飾らない」のコンセプト。シンプルさの中に情報感度の高さを見せる無印良品。
カロリーオフ。砂糖ゼロ。
「私たち演奏家の究極の勝負どころは、強音域より弱音域の表現。チカラがないと豊かで美し色彩は表せない。」
単純な構造ほど感動しやすい。

平均的なものの見方をやめてこそオリジナルな発想が生まれてきます。
人間観察の深さは、広告人の根っこになります。

日常生活以上の発想は生まれない。創造は、既存の要素の新しい組み合わせによってできる。

「創造は、記憶から来ます。人生の経験や、読んで記憶に残ったものが手掛かりになり、無から創造が来るのはあり得ない。」 明黒澤

幻滅あるからこそ、夢あるからこそ、人生は有意義なものである。
コーヒーは、苦味の中にある甘味。
タバコは、最初の不快さに次いで来る快適さ。後天的な嗜好だ。

私は、今までの人生は、だれの役に立つもたたない。深い知識や能力があるわけない。ただ自分のやりたいことを追いかけっ放しな人間だ。自分のなりたい人を想像しながら日々を生きてゆくのだ。困難あるからこそ、つらいと感じることあるからこそ、未知の世界を見るまだ味わっていない楽しさや美しさ、そして贅沢や快適さを考えると、何となく頑張れる気がする。明日の私の絵を頭の中で描けるからこそ、生きているのだ。

生きることは、「生きる意味」なんて表せないほど、掛け替えのない唯一のものである。

そして働くことは、自分探しではなく、自分作りだ。自分のなりたいままにまっすぐ向いていけばいいんだ。

私には、何一つもない。情熱だけある。芸術は長く、人生は短く。たまには漂流も大切だ。自分の感覚を研ぎ澄まして直感で行動すればいい。楽しみながら。





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