海外志向の強い現代のベトナム
「周りの友達がみんな留学しているから僕を留学させて」と両親にわがままに言い続ける高校生。実は私の父親のほうにはある知り合いの話だ。高校でまったく勉強せずにゲームとか友達と遊んでいるばかりな子なのに、こういうせりふが最近聞こえてる。ベトナムでずっといるとこのままゲーム熱中ばかりだから、オーストラリアなどに生かせてもらうと僕も性格が変わる、ちゃんと勉強してみせる、と断言した一人っ子。
ある意味でその言い訳が本当のあの息子さんの本音を隠してるだけ。みんな留学してるから、集団空気の影響を受けて、自分もそうしないと劣等感を感じる。
実際は親がこういう提案に抵抗してはない。ベトナムの大学に行くと1年生には政治や共産主義の方針などMarx
– Leninのことばかりに洗脳され、ただ時間の無駄だと。
経済余裕のある家庭では別に問題ではないが、中流やあまり稼いでない親の家庭となると、大きな悩みである。一生懸命働いて子供を留学させてやる父親なのに、子供は留学して勉強せず、ただ親のお金を浪費してるばかり。
しかし、これはあくまでもある部分の社会実態であり、全体的に言うと勤勉のベトナム人の若者が多い。逆に、お金持ちや大手企業の社長・取締役である両親がいる若者は、両親のお金に一切依存せずに独立に奨学金を探し、実力のある上にはHarvard
やOxfordなど立派な大学で留学することも良く見られる。
老後海外に移住するという中年の親が増えている
子供が今アメリカで働いて結婚して生活してるから、退年になると自分もアメリカに行って家を買う、移住する。これは多くの親たちの口から聞こえるせりふ。
海外志向が強い、留学している自分の子供に「卒業した後でもそこで就職するかほかの国の大学院に進むか、いずれにせよベトナムに帰らないでほしい」という親たちが増えている。
考えうるひとつの原因は、現在の堕落した制度の実態。共産主義の考えがまだ強く、不公平・不透明、ややこしい手続き、汚い空気、不十分の治療サービスなど。沿いゥ考えでなるべくベトナムから脱退していい、という人が多い。(実際に自分の両親もそういっている)
昔の戦争によって難民が多いだけに、現在海外駐在のベトナム人がたくさんいる。主にフランス、アメリカ、オーストラリアや旧そう連国々。
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